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Channel: 問答無用!~Duke見聞録2011~
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単独無冠

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72キロ級では、浜口京子(34)=ジャパンビバレッジ=が初戦の2回戦で敗退した。
女子が2004年アテネ五輪で正式種目になって以来、日本がメダルを逃したのは初めて。

3度目の五輪はわずか1試合で終わった。「勝てると思っていた。精いっぱいやった…」。
涙で言葉を詰まらせる浜口に向け、怒声が響いた。

「京子! オイ、京子!! あんな負け方はないだろう。オイ、京子!」
絶叫の主は父のアニマル浜口氏(64)。警備員や母・初枝さん(71)の制止も振り切り、
娘を横に“説教”が続いた。あまりに無念の残る戦いだった。初戦の2回戦で、アテネ五輪
銀メダルのマニュロワに敗戦。マニュロワが続く準々決勝で敗れ、敗者復活戦にも進めず
敗退が決定した。

五輪前最後の実戦となった5月のW杯の試合後、マットにキス。「日本での最後の試合」と、
涙ながらに五輪を最後に引退することを表明した。だがこの日の試合後は「力を出し切った」
と言うものの不完全燃焼は明らかで、「まだレスリングシューズを脱ぎたくない」
と引退を撤回。父親は「リ~オ! リ~オ! リ~オ!」と連呼した。

4年後のリオデジャネイロ五輪へ向けた父娘の戦いがまた始まる。



とにかく五輪のたびに話題をくれるこの父娘ではあるのだが、、

と、いうか、肝心な選手である娘よりも目立ってるこの夫婦というか。。


は、ともかく。。

今までの活躍を見るに付け、今回この親子が目標にしている金は大会ごとに
その確率を薄くして行っていると思うのは私だけではないだろう。

気合気合と言っても、限界はある。

たしかに今回のロンドンの銀の多さは、ある意味この金を取りたいという「気合」が
周囲の国の選手よりも足りない分、持って行かれてるということも事実だが、
気合が足りていても、こちらの場合、残念ながら実力が足りない気がしてならない。


実際、現実は非常に厳しく。

このロンドン五輪の女子レスリングがこの浜口の階級以外では全選手が「金」である。
その中で、たった一人、銀でも銅でもなく、2回戦で敗退という不名誉。


リオも結構だが、その時は38歳。

さすがにリオの時にこの階級で浜口から代表を奪う若手がいないなら、
日本のレスリングもこの階級はオシマイということなのだろう。


4年後の国民の期待は別のところにあるのである。
 
 
 
 
 
 
 

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